応募作品№21

花籠

 橋本 忠昭

サイズ:21×22×43 


応募作品№22

網代透し編花篭

 本間 信夫

サイズ:26×26×50 

作者コメント

 那須の地にも自生する竹林の手入れ(整備)を長年行い、ある程度まで良質の素材を入手できるまでに至った。

 その虎竹の紋様を篭面に生かし編込んだ作品である。


応募作品№23

床置行燈 大輪

 小山 忠男

サイズ:43×43×80 


作者コメント

 大輪の花をイメージして作りました。大輪と言えば蓮の花を一番に連想します。お釈迦様の台座を飾る蓮の花は、「泥水」の中で花を咲かせ、泥水が濃いほど(水が汚れているほど、つまり人生で言えば辛いことや悲しいこと)大輪の花を咲かせるとの事です。作品作りでは、作品作りにかかる時間より、作品を作るための「ジグ」作りに要する時間の方がかかる場合があります。今回使用した曲げジグも準備するのに時間がかかりました。

応募作品№24

ひねり編 手付花かご

 井上 守人

サイズ:27×27×40 


作者コメント

 リビングの「花入」として、花が映えるようひねり編みで作成。持手に根曲竹を採用する事でより自然になったように思います。

応募作品№25

黒竹無双編み盛り籠

 安田 謙介

サイズ:18×18×5.5 


作者コメント

 竹細工初級者ですが、たまたま黒竹が手に入ったので、編んでみました。黒竹は竹質が少し柔らかく、節間も短いため小品となりましたが、色の風合いが面白く、真竹を染めた作品とは違った味わいとなりましたので、応募してみました。

応募作品№26

一楽編花籠

 佐藤 直美

サイズ:25×25×30 


作者コメント

 肩の張り具合が気に入っています。縄編みの部分が多くて、一寸疲れました。

応募作品№27

盛籠

 平位 佳秋

サイズ:29×34×7 


作者コメント

 本盛籠の形状が楕円形のため立ち上げの形状と高さの決定に苦労しました。

応募作品№28

花籠「夕映え」

 尾畑 美智

サイズ:25×25×55 


作者コメント

 温か味のあるおおらかな籠を作ってみたいと思いました。双方の大小異なる耳が可愛らしく気に入っています。

 一日が静かに過ぎ行き、夕焼けが地上に美しく映える風景を思い浮かべていただけたら...。

応募作品№29

宝箱

 韓 昌均

サイズ:14×14×14 


作者コメント

 この箱は、2020年12月に伐採し、自然乾燥した「マタケ」で制作しました。中身は和服を作る時に使用される布を付けました。外側は、「Shellac」という西洋の塗料が塗られてます。海辺んで拾ったサザエを取っ手にして、蓋に付着しました。

応募作品№30

十五夜

 鈴木 善之

 サイズ:25×25×6 

作者コメント

 無双籠で月を表現しました。網代で絵を描くことに苦労しました。可愛く編めたと思います。