№11 第13回全国竹芸展(平成20年度)
竹のヨット
長倉 強 サイズ:60×26×88
竹のヨット 題名の通りの作品ですが、中々難しい挑戦ですが、見事に忠実に計算されて実物の縮小版に造られており脱帽です。
№12 第13回全国竹芸展(平成20年度)
「天岩戸神話-乱舞-」
佐藤 敦子 サイズ:62×78.5×8
暗い世の中を憂いて、神々が明るく踊る姿を表している作品です。
天照大神が閉じ籠った岩の中から現れるのを待ちたいものです。
№13 第16回全国竹芸展(平成23年度)
五位の投入れ花籠
後藤 守一 サイズ:25×25×35
意味深い題名の作品です。
仏教用語ですね、全ての存在を五つに分けて、色法、心法、心所法、心不相応法、無為法の総称の様です。
作者は、教員を長年務めていた経歴を持ち自由な造形の中にも教養ある面が内蔵された逸品です。
№14 第17回全国竹芸展(平成24年度)
花籠「波紋」
金子 勝明 サイズ:21×21×32
八角の造形に波紋を連続に表した作品です。
竹芸界に一石を投じた作品であると思います。
№15 第18回全国竹芸展(平成25年度)
千鳥編花籠 潮彩
友成 晴美 サイズ:24×24×34
縦の直線に対して横の曲線の大らかな流れを感じる作品です。
色の異なる二本線が、男女の純朴な恋を表している様です。
№16 第18回全国竹芸展(平成25年度)
法隆寺五重塔構造スケルトンモデル1/40スケール
三田 登 サイズ:45×45×87
法隆寺五重塔を細密に縮小して現している作品です。
祈りの思いが伝わります。
№17 第18回全国竹芸展(平成25年度)
華
中嶋 淑子 サイズ:36×34×28
自然の竹の色で、籠に入った華を竹を削って華になっている作品です。
華への観察が素晴らしい手技です。色彩を超えた魂の色に見えます。
№18 第19回全国竹芸展(平成26年度)
松葉編花籠「月」
本間 信夫 サイズ:22×30×30
松葉編みの精巧な編み目の中に上弦の月が表されて、新月から満月への作者の謙虚さが感じられる優作です。
№19 第20回全国竹芸展(平成27年度)
蝶と甘藍
伊藤 賢三 サイズ:45×45×44
キャベツの上に蝶が止まっている情景を表した作品です。
キャベツを甘藍と付けた名前も作者のセンスを感じます。
№20 第21回全国竹芸展(平成28年度)
孔雀
吉成 功一 サイズ:40×100×80
孔雀が大きく扇状に広げて求愛をしている姿を表している作品です。
表現を竹を編んで行なうことは、非常に高い技術が必要です。
誰もが分かるよう作られており作者の素直さが窺える作品です。